NASCO
NASCOとは、北米学生協力連盟(英:North American Students of COoperation)の略称である。
使命宣言
北米学生協力連盟(NASCO)グループの組織は、地域社会に向けた協同組合運動の推進目的で、(affordable group equityの意味がわからず: 訳者注)消費者協同組合を組織・教育している。
業務
1968年よりNASCOおよびその系列団体は、ニーズに応えさまざまな使命を達成する上で協同組合の精神を応用すべく、学生、労働者兼組合員、活動家、地域社会のメンバーと共同で業務を行ってきた。NASCOはその会員および協同組合の運営グループに対して教育および技術支援を提供し、会員同士のコミュニケーションを推進し、協同組合の原則および実践について啓蒙活動を行い、協同組合全体を推進している。
NASCOは共同所有形式の生産協同組合の連携のために、主に住宅部門を中心としてそれ以外の分野でも活動を行っており、その際重要な目的を相互扶助およびサポートを通じた業務改善とみなしている。NASCOは会員の協同組合に対して、他の組合からの学習を通じて業務を改善する機会を数多く提供している。これら連携活動には、Cooperative Education and Training Institute(協同組合教育研修協会), Emerging Co-op Leaders(協同組合新リーダー)、職員および経営陣向け講演、 Action Camp(アクションキャンプ)、Co-op Voices、the Guide to Campus Co-ops(キャンパス生協向けガイド)、NASCOのウェブサイトおよびNASCO Internship Network(NASCO研修生ネットワーク)が含まれる。NASCOは現場でのワークショップやコンサル契約、運営上および財務上のアドバイス、協同組合の発展、税減免制度に関する情報作成などを通じて直接サービスも提供している。NASCOは半定期的に、危機に陥った協同組合の救援も実施している。
NASCO傘下団体
1980年後半に、キャンパス生協振興会社(Campus Cooperative Development Corporation、CCDC)とNASCOプロパティーズ(NASCO Properties、NP)という傘下団体2つが結成された。現在ではNASCO開発サービス(NASCO Development Service)という名称になっているCCDCは、地元団体やNPと協力して新規協同組合の発展を行い、プロジェクトの資金調達や再資金調達を手伝い、普通の方法では自前の職員を雇えない小規模協同組合に支援を行っている。NPは不動産を購入し、その権利を保持した上で地元の協同組合にリースさせている。3番目の傘下団体ロッツ・イン・コモン(Lots in Common、LINC)が2004年に加わった。LINCは不動産を保有する合弁会社であり、リバートン地域住宅(Riverton Community Housing)との提携の上で結成された。
外部リンク
公式サイト(英語)